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【テンプレート紹介】鍼灸院の問診票の準備方法!|準備方法と作り方のポイントを解説

問診票は患者さんがどのような状態なのかを知るために、とても大切なツールです。

この記事を読んでいるみなさんも、自分の施術スタイルに合った問診票を探しているのではないでしょうか。

しかし、どうやって準備すればいいのか、どのように作ればいいのか分からないかと思います。

そこでこの記事では、鍼灸院の問診票の準備方法を紹介します。

この記事を読むと、無料で利用できるテンプレートから、作り方のポイントまで知ることができます。

目次

問診票フォーマット入手情報

①ネットから他院の問診票を検索

問診票をサイトにアップしている鍼灸院は多くいます。

「問診票 ダウンロード」と検索すると、鍼灸院だけでなく、学校の問診票を手に入れることができます。

他院を参考に、自院なりの問診票をつくりましょう。

②テンプレートサイトから探す

テンプレートサイトから探して使うと便利です。

ひな形の知りたい!」は、さまざまなテンプレートを探すことができます。

問診票・接骨院・整骨院 | 無料の雛形・書式・テンプレート・書き方|ひな形の知りたい! (hinagata-shiritai.com)

整骨院や医療機関のテンプレートも取り揃えているため、診療科別にテンプレートを手に入れることができます。

③電子問診票を使う

電子問診票では、あらかじめテンプレートが用意されているため、すぐに使うことが可能です。

また電子問診票は、紙の問診票とはちがい、簡単にフォーマットを修正できるため、管理が非常にラクになります。

多様なお悩みを持った患者さんに合わせて、フォーマットを追加・変更できるのはとても便利です。

問診票の作り方のポイント

問診票をもとに、患者さんと話しながら、状態や悩みを聞き出していきます。

問診時のコミュニケーションによって、患者さんは、不調の原因や治療を受ける意味を感じとります。

良いコミュニケーションをとるためにも、聞き出したい項目を入れましょう。

問診票に入れておきたい必須項目

<リスク管理のための項目>

  • 妊娠やアレルギー、出血性ある人などの禁忌事項
  • 事故時の緊急連絡先(氏名・電話番号)

<施術を考えるための項目>

  • お悩みの症状・部位(※表裏の人体図に「○」付けしてもらう)
  • 症状の原因
  • いつからなのか
  • ほかへの通院の有無

<マーケティングのための項目>

  • 名前、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日
  • 当院を知ったきっかけ(チラシ、HP、グーグルマップ、口コミ・紹介、その他)
  • 当院を選んだ理由

参考:鍼 治 療 の 基 礎 教 育 と安 全 性 に 関 す る ガ イ ドラ イ ン
参考:鍼治療をがん患者に提供するためのガイドライン

必須項目

リスク管理のために必須な項目

WHOの「鍼の基礎教育と安全性に関するガイドライン」では、鍼灸治療を避けるべき、または注意して行うべき人について示しています。

患者さんが鍼灸を受けられるのか、適切な判断から治療をするためにもしっかり確認しましょう。

また、医療事故が起きた場合、迅速な対応が求められます。患者さんの安全確保のために、状況を正確に把握し、適切な対応をする必要があります。

万が一の緊急事態に備えるためにも、緊急連絡先を控えておきましょう。

施術を考えるために必須な項目

より的確な施術をするためには、原因特定の手がかりを掴む必要があります。

「お悩みの症状」や「部位」「症状のきっかけ」「いつからなのか」「ほかへの通院の有無」などを聞くことで、より正確な治療方法を見つけることができます。

問診には10分前後かかると言われていますが、そこまで時間が取れない方も多いかと思います。

電子問診票であれば事前に送ってもらうことができるため、患者さんが来院する前に準備することができます。

マーケティング要素の項目

自院を選んでもらえた理由を知ることは、これからの集客対策にとても役立ちます。

「何をきっかけに知ったのか?」「決め手となった理由は何か?」など、答えを知ることで効果的な集客方法や自分の強みに気づくことができます。

ただ、患者さんに書くストレスをかけさせないためにも、質問項目をなるべく少なくしましょう。

目安として、すべての質問を含めて10個前後がおすすめです。

おすすめ作成ソフト「Canva」

「Canva」なら、問診票をとても簡単につくれます。ExcelやWordとはちがい、豊富なテンプレートやレイアウトを自由に編集できるため、とても便利なツールになります。

無料の会員登録で使えるので、活用してみてください。

まとめ

本記事では、問診票の準備方法と作り方のポイントを解説しました。

問診票のフォーマットの入手先は、以下のとおりです。

テンプレートをもとに、自院に合った問診票に作り変える人も多いと思います。

問診票は、治療のためだけでなく、患者さんとの信頼関係や集客のためにも必要なツールです。

質問を増やしすぎず、必要最低限の項目をおさえておきましょう

問診票に入れておきたい必須項目

<リスク管理のための項目>

  • 妊娠やアレルギー、出血性ある人などの禁忌事項
  • 事故時の緊急連絡先(氏名・電話番号)

<施術を考えるための項目>

  • お悩みの症状・部位(※表裏の人体図に「○」付けしてもらう)
  • 症状の原因
  • いつからなのか
  • ほかへの通院の有無

<マーケティングのための項目>

  • 名前、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日
  • 当院を知ったきっかけ(チラシ、HP、グーグルマップ、口コミ・紹介、その他)
  • 当院を選んだ理由

参考:鍼 治 療 の 基 礎 教 育 と安 全 性 に 関 す る ガ イ ドラ イ ン
参考:鍼治療をがん患者に提供するためのガイドライン

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