最近、多くの会社が提供し始めた電子カルテ。
その反面、紙のカルテを使い続けている鍼灸師も少なくありません。
みなさんの中には、これからカルテを上手く活用・管理したいけど、紙と電子では、どのような違いがあるのかイメージできないと悩んでいる方もいるかと思います。
カルテは毎日使うものなので、自分にピッタリな方を選びたいですよね。
そこでこの記事では、紙カルテと電子カルテの違いを比較し、解説します。
また、みなさんが紙カルテと電子カルテのどちらに向いているのか紹介していきます。
紙カルテと電子カルテの4つの違い
違いを一覧にまとめると下記のようになります。
紙カルテ | 電子カルテ | |
---|---|---|
コスト | 安い | やや高い |
業務の手間 | 非効率 | 効率的 |
スペース | 必要 | 不要 |
トラブル | 紙の紛失・劣化 | ネットの通信障害 |
違い1:コストが安いのは、紙カルテ
紙カルテと電子カルテでは、紙カルテの方が費用がかからないです。
紙カルテでは、初期費用として100枚あたり800~2,000円前後が発生します。
ただ、購入後にコピーできるので、月額費用を安くおさえられます。
電子カルテでは、初期費用が0~数十万円ほど発生します。
月額費用は、オプション機能によって3,000~数万円と幅広く金額が設定されています。
電子カルテはコストが高いことが欠点ですが、業界の発展を目的に作られた「鍼灸つながるカルテ」は低料金で利用できます。
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違い2:業務の手間
紙カルテと電子カルテでは、電子カルテの方が業務がラクです。
紙ベースの業務では、手書きで記入しきれなかったり、カルテを探す際も時間がかかるため、非常に非効率です。
一方で、電子カルテでは格段に業務効率がアップします。
例えば、
- テンプレート入力や音声入力で、すぐにカルテ作成できる
- 写真で記録ができる
- すぐに検索・閲覧できる
- 治療履歴をまとめて見られる
といったように電子カルテでは、業務効率がアップします。
電子カルテは、紙カルテでかかっていた時間を削減し、患者さんへの対応が必要な時でもキチンと記録できます。
違い3:スペース
紙カルテは、保管するためのスペースが必要です。
院経営が長くなるほど、書類がかさばり、さらにスペースが必要となります。
一方、電子カルテはネット上で保存されるため、保管スペースが必要ありません。
治療院の省スペース化により、圧迫感がなくなり、空いたスペースを別の用途に使うことができます。
違い4:トラブル
紙カルテと電子カルテのそれぞれに管理リスクがあります。
紙カルテは、院内外で紛失してしまう危険性があるため、セキュリティ面でのリスクがあります。
また、紙の長期保管は、汚れや破れ、文字が薄くなり判読ができないトラブルが発生します。
一方、電子カルテでは、クラウド保存のため、紛失のリスクがありません。また、劣化することがないため、過去の履歴をさかのぼって見返すことが可能です。
ただ、電子カルテでは、ネットや対応する電子機器を準備する必要があります。
こんな人は、こちらがオススメ
紙カルテがおすすめの人
とにかく費用を掛けたくない方には、紙カルテがおすすめです。
紙カルテであれば、電子カルテのように導入コスト・ランニングコストを支払う必要がありません。
ほかの設備に費用をかける必要がある方は、はじめは紙カルテが良いかもしれません。
また、独自のカルテ記録スタイルを持つ方や保険診療で指定された書き方が求められる方には、紙カルテをおすすめします。
- とにかく費用を掛けたくない方
- ほかの設備に費用をかける必要がある場合
- 独自のカルテ記録スタイルを持つ方
- 保険診療で指定された書き方がある
電子カルテがおすすめの人
業務負担をなくしたい、カルテを有効に使いたい方には、電子カルテがおすすめです。以下のポイントに1つでも当てはまる方は、電子カルテがおすすめだと言えます。
- 手作業の負担をなくしたい
- 院のスペースを快適にしたい
- カルテを活用し、患者さんの治療に役立てたい
- 定期的にカルテを見返すことがある
- 患者さんの待ち時間を減らしたい
- 自費診療が多い
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今は電子カルテのサービスを提供しているメーカーは多くなりました。
それぞれ機能や料金が違うので、導入を検討する際は、必要な機能が使えるのか、料金が見合っているのかを検討していきましょう。
これから、はじめて電子カルテを導入したい方には、「鍼灸つながるカルテ®」がオススメです。
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無料でお試しできる1カ月間のトライアル期間もありますので、試してみたい方は、ぜひご検討ください。
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まとめ
本記事では、電子カルテと紙カルテの違いについて、ご紹介しました。
業務効率化と患者満足度を高めたい方には、電子カルテがおすすめです。問診・施術時でもスマートに記録管理できたら快適ですよね。
紙カルテとは違い、様々な情報を記録できる電子カルテは、患者ケアにとても役立つでしょう。
ただし、ネット環境を準備しなければならなかったり、使い慣れるまでに時間が必要だったりと注意点もあります。
紙カルテと電子カルテのそれぞれの違いを理解した上で、どちらを使うのか考えていきましょう。
紙カルテ | 電子カルテ | |
---|---|---|
コスト | 安い | やや高い |
業務の手間 | 非効率 | 効率的 |
スペース | 必要 | 不要 |
トラブル | 紙の紛失・劣化 | ネットの通信障害 |