鍼灸院を開業する場合、さまざまな備品や消耗品を揃えておかなければなりません。
ただ、あまりに種類が多すぎて、何を揃えるべきなのかわからないものです。
そこでこの記事では、開業時に揃えておきたい備品・消耗品を一覧リストにまとめてご紹介したいと思います。
また、備品・消耗品選びに失敗しないためのポイントも解説します。
備品選びに失敗しないためのポイント
診療コンセプトに合った備品を選ぶ
診療コンセプトによって、必要な備品・消耗品は異なります。
たとえば、美容系なら、施術前のメイク落としや手鏡を置くためのワゴンを用意した方がよいでしょう。
スポーツ障害や高齢者向けなら、玄関にベンチや手すりなど患者さんに合わせた配慮を選ぶべきです。
また、備品のカラーを統一することで院内のイメージは大きく変わります。
美容系であれば、清潔感を感じられる白色。サロン系であれば、落ち着ける茶色・ピンク色。スポーツや高齢者層なら、キレイで新しく、親しみやすい白色・緑色のデザインが人気です。
備品を購入する際は、インテリアのイメージに合わない時や故障した時のためにも、返品保証と保証期間をチェックしましょう。
患者さんに好かれる院を目指すためにも、診療の流れとインテリアをしっかりイメージしましょう。
業務効率化を意識して電子化をする
患者さん・スタッフにとって、快適な空間になるためにも、業務効率化を意識した備品選びが重要です。
業務の効率化は、患者さんの満足度だけでなく、働くスタッフの疲労やストレス低下にも効果を発揮します。
特に電子カルテ、予約管理システムは、導入を一度検討してみるといいでしょう。
なぜなら、業務の効率が下がると、集客と売上の獲得は難しくなるからです。
たとえば、限られたスペースのなかで、数多くの備品やサイズの大きいものを揃えてしまうと、通路が狭くなります。
その結果、患者さんに圧迫感やストレス、不快感を与えしまい、治療院の印象が悪くなることがあります。
また、スタッフは必要な備品を用意しづらくなり、余計な作業時間とミスが間違いなく発生します。
このことから、鍼灸院を開業する方は、業務の効率化を考えた電子サービスと備品等を探しておくことが重要です。
鍼灸つながるカルテでは、鍼灸院向けに設計された機能を多数使えます。(電子カルテ・予約管理システム・集客サイト・経営分析)
小規模な鍼灸院でも導入しやすいため、気になる方はぜひお問い合わせください。
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費用の目安
必要最低限の備品とそれぞれの費用感を紹介します。
主な必要備品 | 費用(目安) |
---|---|
治療機器 | 機種によって大きく変わる |
ベッド・枕 | 30,000円~ |
治療ワゴン | 8,000円~ |
スツール | 10,000円~ |
脱衣かご | 1,000円~ |
白衣 | 10,000円~ |
患者着 | 5,000円~ |
タオル・シーツ・アルコール綿・手袋等の消耗品 | 40,000円~ |
鍼・お灸 | 5,000円~ |
シャーレ | 1,000円~ |
レジ・Wifiなどの機械 | 80,000円~ |
合計 | 約30万円~(治療機器除く) |
鍼灸院に必要な備品・消耗品の一覧リスト
玄関
待合室
受付・会計
診察/施術室
スタッフルーム・事務室・バックヤード
※院によって、必要最低限の備品・消耗品は異なります。あらかじめご了承ください。
院のコンセプトやテナントによって、必要な備品と数量が変わります。
開業後の診療の流れをイメージしながら、必要な備品類をリストにまとめることをおすすめします。
まとめ
鍼灸院の開業には、用意すべき備品・消耗品がたくさんあるため、早めに準備を心がけることが重要です。
また、備品を選ぶときには、「診療コンセプトに合った備品を選ぶこと」「業務効率化を意識した備品を選ぶこと」を意識してリストアップしていきましょう。
開業を成功させるためにも、本記事で紹介した備品チェックリストを活用してみてください。
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