今回は、鍼灸師ならつい共感してしまう”あるある”ネタをご紹介します。
実際の鍼灸師からのアンケートや耳にした話をもとに、リアルな日常や裏話をお届けします。
「これ、私も経験ある!」なんて話が見つかるかもしれません。息抜きとして、ぜひ読んでみてくださいね!
鍼灸師あるある21選

鍼灸師ならではのユニークなあるあるを一挙に紹介していきます。
※当社が実施したアンケートの結果に基づいています。
ただし、これはあくまで個人のご意見です。
健康相談されがち
「腰痛があって…」「最近、肩こりがひどくて…」なんて、家族や友達から聞かれることは日常茶飯事。
鍼灸師と知られた瞬間、もはや無料の健康診断窓口のような扱いに…。
意外と鍼灸されるのは苦手
患者さんには「リラックスしてくださいね」と言うけれど、いざ自分が施術を受ける側になると緊張してしまう…なんてことも多いです。
意外と、鍼を怖がるのは女性よりも男性のほうが多いらしいとか。
ケガや病気を自力で治しがち
たとえ、風邪を引いても、体を痛めても「このツボ押せば治る!」「お灸すれば大丈夫」と、病院に行かず何とか治そうとする。
病院の薬をもらっても、使うかどうか悩んでしまう。
鍼灸師が抱く自己治癒力への信頼は、絶大すぎる。
経穴(ツボ)の漢字がなかなか変換されない
経穴名をパソコンやスマホで打とうとすると、なかなか変換されずにイライラ。
結局、「ひらがなでいいや」と諦めることもしばしば。
ポケットに鍼管・チリ紙がありがち
ポケットのなかから、鍼管・チリ紙が出てくるなんてしょっちゅう。
「いつ入れたんだっけ?」と不思議に思いつつ、また入れてしまう。
洗濯機から出てくることは、誰しも経験したことがあるのでは?
職場恋愛が多め
鍼灸院で長く働いていると、職場の人と仲良くなることも。
気づいたらカップル成立、さらには結婚することも多い。
なかには、患者さんと交際に発展するケースも。
反応が良かったのに2度と来ない患者さんがいる
「すごく楽になりました!また来ます!」と笑顔で帰ったのに、それっきり…。
良くなりすぎて来なくなったのか、それとも別の理由なのか、真相は謎のまま。
施術中に寝てくれると嬉しくなる
患者さんがぐっすり眠ってくれると、「リラックスしてくれてるな」と密かに嬉しくなる。
寝息を聞くのがちょっとした幸せに。
自分の体の方こそつらい
日々、患者さんの健康をサポートしている一方で、自分の体はボロボロに…
集中力を使う上に、肉体労働も多く、鍼灸師こそ肩こり・腰痛に悩まされがち。
美容鍼灸やっているか聞かれがち
女性から「美容鍼灸ってやってますか?」と聞かれがち。
興味を持ってくれるのは嬉しいけれど、一般の鍼灸と同じくらい奥が深いので、説明するのに一苦労。
痩せるツボを聞かれがち
「痩せるツボってありますか?」とダントツでよく聞かれる。
ツボでサポートはできるけど、結局は食習慣・運動習慣が大事。
正直に伝えると、ちょっとガッカリされるなんてことも…
1回で治ると思われがち
「1回で治りますか?」と期待のこもった質問をされがち。
ほとんどの場合、1回で治ることはなく、「そんなにかかるんですか…」と残念そうな顔をされるのが切ない。
鍼を何本も使って怒られることも
働いている職場によっては、使える本数にルールがあるところも。
「ここにも打ちたいけど、本数制限が…」と、治したい気持ちと職場ルールの間で葛藤することも。
個性的な人が多い
流派、施術スタイル、考え方は十人十色。
こだわりの強い鍼灸師たちが集まる業界は、まるで宇宙。
人の動き方や姿勢を目で追いがち
街中でも、つい人の歩き方や姿勢を見て診断モードに。
「この人、猫背だな…」「肩の高さがズレてるな…」「靴のすり減り方が偏ってる…」と職業病発動。
職業欄の記入に悩む
「鍼灸師」とそのまま書くか、「はり師・きゅう師」と分けるか、「医療業」にするか、毎回迷う。
結局、面倒で「その他」に丸をつけることも。
休診日を”休鍼日”と当てはめがち
「今日は休診日か…」と思いながらも、脳内では「休鍼日」と漢字変換している。
“鍼を休ませる”という意味で、結構、語呂合わせがいい。
鍼の本数=効果が高いと思われがち
鍼の本数=効果が高いと思っている患者さんも多い。
しかし、鍼の本数=効果の良し悪しではないことを説明しても、なかなか伝わらない。
刺青が見えたときの緊張感の高さ
施術中に患者さんの服をめくったら、思いがけず刺青が…。
一瞬ドキッとするけれど、平静を装うプロフェッショナル精神を発動。
店員の揉み方を気にしがち
美容院や整体院でスパなどを受けていると、つい揉み方や押し方を分析してしまう。
リラックスしたいのに、職業病が発動してしまうのが悩みどころ。
個人情報に【8・9】を入れがち
鍼灸の「ハ(8)リ(9)」にちなんで、パスワードや暗証番号に「8・9」を入れたくなる。
これはもはや職業愛の表れ?
鍼灸師ならではの共感できる・やりがいあるある

友人や家族の助けになれる
鍼灸師が仕事を通じて得られる知識とスキルは、友人や家族の体調不良をサポートするときに役立ちます。
例えば、家族が肩こりや腰痛に悩んでいるとき、すぐに施術をしてあげたり、日常のケアを支えることができます。
また、病気やケガの治療には、精神的なケアも重要になります。
不安な気持ちに寄り添い、心のケアもできるのは鍼灸師ならではの強みでしょう。
さらに、薬に頼らず、自然な方法で不調を和らげられるのも鍼灸の魅力のひとつ。
東洋医学も含めた視点で、大切な人の健康に貢献できることは、鍼灸師になってよかったと感じる瞬間でしょう。
感謝されると嬉しい
患者さんから「体が楽になった」「ありがとう」と感謝される瞬間は、鍼灸師にとって大きなやりがいのひとつです。
特に、長年不調に悩んでいた患者さんが改善し、心から感謝の言葉を伝えてくれたとき、その喜びは計り知れません。
直接、自らの手によって、改善することができるため、鍼灸師としてのやりがいを直に感じるでしょう。
自分のスキルと経験が患者さんの喜びに直結するため、さらに頑張ろうという気持ちが湧いてくるはずです。
健康に詳しくなる
鍼灸師は、適応症の広さから、さまざまな病気やケガをについて学びます。
それゆえに、「腰痛」1つにしても、その原因が腰椎からきているのか、内臓系からきているのかなど、さまざまな病気の機序から原因を見抜くことができるようになります。
さらに、その症状が現れると「どのような経過をたどるのか?」「どれほど大変な状況なのか?」についてもよく理解することができます。
このように病気やケガは、誰もが関心を持たざるを得ない分野であるがゆえに、生涯にわたって役立ちます。
鍼灸師として学んで良かったと感じる瞬間は、きっと多くあることでしょう。
手に職をつける
鍼灸師の一番の魅力は、「国家資格である」という安心感です。
国家資格であるゆえに、手に職があるのは強みといえるでしょう。
1度仕事を辞めたり、違う地域に住むことになっても、働く場所に困らないことがよくあります。
年齢を重ねるごとに、その恩恵を実感する場面も多くなるかもしれません。
また、開業権があるため、独立して自分の治療院・訪問鍼灸を始めることも1つの選択肢として選ぶことができます。
技術は1度習得すれば生涯使えるものであります。
経験と知識を積み重ねることで施術の幅は広がり、働く選択肢を増やすことができます。
まとめ
鍼灸師ならではのあるあるを紹介しました。
鍼灸師ならではの楽しいこと、ツラいこともたくさんあるかと思います。
良いことや、辛いこともクスっとした笑いに変えて共有できれば、乗り越えられることもあるかもしれません。
色々な困難な事もありますがそれも楽しみながら、自分らしく働ける環境に身を置けるといいですね。