MENU

無料で鍼灸カルテを簡単入手!|テンプレート入手方法や独自のカルテの作り方を紹介

日々の施術の振り返りや、保険請求などでカルテは必須のツールといっても過言ではありません。
みなさんも新しくカルテが必要になり、カルテフォーマットを探していると思います。

ただ、統一フォーマットはないので、自分にあったカルテを自力で探すか、自分で作らなくてはいけません。

そこでこの記事では、無料で手に入るものからジャンル別にカルテフォーマットをご紹介したいと思います。

また、お手本となるフォーマットからオリジナルカルテを作る際に、注意しておくべきポイントも解説します。

目次

カルテフォーマット入手情報

厚生労働省

参考:療養費の改定等について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

【特徴】

  • すぐに使える
  • 無料でテンプレートを入手できる
  • 保険診療時に必要な書類も揃えられる

厚労省が提供しているカルテフォーマットです。

保険診療用として作られているため、最低限の記入項目になっています。

PDFのため、すぐに印刷して使うことができます。

保険診療に必要な「同意書」「施術録」「療養費支給申請書」が含まれているので、書き方に従えばそのまま保険申請が可能です。

※償還払いや受療委任、地域の保険によっては、申請方法が異なりますことをご了承ください。

bizocean

参考:簡易カルテ(鍼灸・マッサージ)|bizocean(ビズオーシャン)

【特徴】

  • 無料の会員登録が必要
  • カルテフォーマットのダウンロードは110円が必要
  • シンプルな作り

様々な業種に役立つテンプレートを掲載しているサイトです。

人体図と記入欄だけといった、手軽に必要最小限の記入ができる仕様となります。
簡易カルテ(鍼灸・マッサージ)|bizocean(ビズオーシャン)

ダウンロードには無料の会員登録が必要ですが、110円と格安に手に入れることが出来ます。

販売店

【特徴】

  • 項目、記入欄が充実している
  • 自分の治療に合ったものを見つけやすい
  • 有料:800円前後/100枚(目安)

販売店では、鍼灸師向けのカルテを取り扱っています。

東洋・西洋それぞれに合わせた作りのカルテがあり、自分の治療に合うカルテを見つけやすいです。

電子カルテ

【特徴】

  • 入力管理がラク!
  • テンプレートが使えてカスタマイズできる
  • 有料:3,000円~(目安)

紙カルテ以外でも、最近では電子カルテを検討する先生方も増えてきました。

電子カルテでは、あらかじめテンプレートが用意されています。

紙とは違い、コピー&ペーストなどで簡単に入力ができます。また、カルテを探す手間や保管スペースの問題も解消されます。

いまでは、手頃な料金でテンプレートを使えるうえ、簡単にカスタマイズできる点から、利用者は増えています。

【鍼灸専用の電子サービス】

業務に追われて困っていませんか?
鍼灸つながるカルテなら、手作業だった負担をまとめて自動化!

  • 鍼灸経営に必要なものを揃えたい
  • 面倒な紙の管理をなくしたい
  • 予約の管理をラクにしたい
  • 売上をもっと上げたい
  • ムダな業務や手作業を効率化してなくしたい

独自カルテフォーマット作成のコツ

鍼灸のカルテを作成する際には、保険・自費のどちらにも必ず書くべき項目があります。

また、保険申請では、決められた指定の項目がありますので以下に、そのポイントを解説します。

また入手したテンプレートから、自分にピッタリなオリジナルカルテを作る方法を紹介します。

必須項目

保険申請のために必須の項目

保険申請をするには、カルテ(施術録)にすべての負傷部位と部位数、施術内容・施術の根拠・治療の経過を記録する必要があります。

施術録の詳しい必須事項は、以下の通りです。

参照:はり師、きゅう師及びあん摩・マッサージ・指圧師の施術に係わる療養費の支給の留意事項等について

  • 患者の基本情報:氏名・生年月日、連絡先などの基本情報
  • マイナンバー情報:マイナ保証証の義務化に伴い、マイナンバーを控えます。
  • 緊急連絡先:患者様の緊急連絡先。万が一の事故時に、速やかな連絡を要します。
  • 傷病情報:すべての負傷部位、負傷原因を記録します。
  • 症状:保険適応の6症状(神経痛、リウマチetc..)、症状経過、予後
  • 禁忌事項:事前に禁忌となる持病・既往歴・内服中の薬の有無がないか確認し、その結果を記録します。

記入すべき必須項目(事故時の保険として)

カルテは、事故時に身を守る証拠として役立ちます。

治療内容だけでなく、禁忌事項に該当しないか、また適切な施術、医療機器の取り扱いができていたのかを確認できる項目があるとよいでしょう。

この辺りについては、「鍼灸安全対策ガイドライン」を確認してください。

詳細について、下記のとおりです。

  • 患者の基本情報:氏名・生年月日、連絡先などの基本情報
  • 緊急連絡先:患者様の緊急連絡先。万が一の事故時に、速やかな連絡を要します。
  • 治療内容:施術箇所、使用した鍼やお灸、医療機器、施術時間を記録します。
  • 禁忌事項:事前に禁忌となる持病・既往歴・内服中の薬の有無がないか記録します。

参照:鍼灸安全対策ガイドライン

オリジナルカルテを作る時のおすすめソフト:Canva

参考:Canva

オリジナルカルテを作成する際には、「Canva」がオススメです。

Canvaでは、無料で書類や画像を編集し、オリジナルカルテを作成することが出来ます。(一部有料)

直感的な操作感から、初心者でもカンタンに作成できるツールだと言えます。

まとめ

本記事では、カルテテンプレートの入手方法を紹介しました。

無料でカルテテンプレートが入手できるのは、厚生労働省だけでした。

そのため、はじめは有料で用意する鍼灸師がほとんどかと思われます。

今後の施術方針に合わせて、自分にピッタリなカルテを用意してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次