おしゃれな見た目の鍼灸師向け白衣をご紹介

鍼灸師にとって白衣は、患者さんとの信頼関係を築く第一印象を作り、施術中の快適さをサポートする大切なアイテムです。

しかし、素材やデザイン、価格の選び方に迷うことも少なくありませんよね。

本記事では、「鍼灸師の白衣の選び方」をはじめ、「白衣のメリット・デメリット」、「白衣を長持ちさせるためのお手入れ方法」などもご紹介しますので、ぜひご参考ください。

目次

白衣の種類

鍼灸師が着る白衣には、さまざまな種類があります。

それぞれの特徴を知り、施術スタイルや目的に合ったものを選びましょう。以下に主な種類をまとめました。

1. ドクターコート

医療現場でよく使われる、長袖や七分袖の白衣です。

丈が長く清潔感があり、信頼感を与えます。

2. スクラブ

上下が分かれたVネックのデザインで、動きやすく洗濯がしやすいのが特徴です。

カジュアルな印象で親しみやすさを演出します。

3. ケーシー

首元が詰まったボタン付きデザインです。

動きやすく機能的なのが特徴で、動きが多い施術に適しています。

4. ポロシャツ

襟付きでカジュアルなデザインです。

リラックスした雰囲気を出せるため、患者さんに安心感を与えます。

白衣の選び方|おすすめの白衣も紹介

白衣は、選び方ひとつで患者さんに与える印象や着心地が大きく変わります。

ここでは、価格、素材、デザインの観点から、白衣の選び方について解説します。

おすすめの白衣も紹介しますので参考にしてください。

白衣の価格相場

白衣の価格は、1着あたり3,000円〜10,000円が一般的です。

安価なものは購入しやすい反面、耐久性や見た目に影響することがあります。

一方、高価なものはデザインや機能性が高く、長持ちしやすい特徴があります。

着る頻度や必要な枚数を考慮し、予算と目的に合った白衣を選びましょう。

素材の選び方

白衣を選ぶ際は、通気性の良さとシワになりにくい素材を重視することがポイントです。

通気性が良ければ施術中のムレを防ぎ、シワになりにくい素材は清潔感をキープしやすくなります。

以下の表に、素材と特徴をまとめました。

素材特徴メリット
綿通気性が良く、肌触りが柔らかい長時間の施術でも快適、汗を吸収して蒸れにくい
ポリエステルシワになりにくく、耐久性が高い清潔感を保ちやすい、洗濯後のアイロンが不要
綿×ポリエステル混紡吸湿性と通気性のバランスが良い夏場や暖房の効いた環境で快適に着用可能
ナイロン軽量で撥水性がある血液や薬剤が付着しても落としやすく、清潔を保てる

通気性の良い素材

患者さんと接触することが多い鍼灸師には、蒸れにくい通気性の白衣であることが大切です。

おすすめ素材
  • 綿
  • ポリエステル
  • 綿×ポリエステル混紡

夏場や暖房が効いた部屋では、ムレ素材が役立ちます。

素材表示を確認し、吸湿性や速乾性のあるものを選びましょう。

▼おすすめの白衣

【おすすめポイント】

着脱がラクなのにすっきり見えるデザインスクラブ

素材:二重織ストレッチツイル (ポリエステル100%)

  • 制菌、制電、吸汗速乾性、ストレッチ性に優れる
  • 透けにくくソフトな手触りの素材
  • ネイビー・ワイン・ブルー・グリーンの4色展開

出典:Speria【スペリア】 男女兼用スクラブ|ユニフォーム総合メーカー「サーヴォ」

動きやすさで選ばれています!

素材:ウルトラライト・ストレッチニット(ポリエステル100%)

  • 吸汗速乾、形態回復性
  • リーズナブル
  • 360度ストレッチ機能
  • 5色展開

出典:アスリートスクラブ|ユニフォーム総合メーカー「サーヴォ」

シワになりにくい素材

白衣のシワは、着用する鍼灸師の清潔感に直結するため、なるべくシワがつきにくい素材を選ぶことが大切です。

おすすめ素材
  • ポリエステル

ポリエステル主体の生地は、耐久性がありアイロンがけの手間が省けるため、忙しい鍼灸師に最適です。

また、洗濯後にすぐ乾きやすい点もポイントです。

いつも整った見た目を保てる素材を選ぶと、患者さんからの信頼感も高まります。

▼おすすめの白衣

【おすすめポイント】

「戻る力」に優れた弾力ある素材が特徴

素材:裏綿ストレッチツイル (ポリエステル90% 綿10%)

  • 全8色のグラデーションカラーで上下組み合せは自由自在
  • 裏面が綿素材で肌触りも◎
  • 収納に便利な多様な機能ポケット付き

出典:男女兼用グラデーションカラー・スクラブジャケット|ユニフォーム総合メーカー「サーヴォ」

デザインの選び方

白衣のデザインは、患者さんに与える印象を大きく左右します。

清潔感と安心感を重視しつつ、 自分らしさを取り入れると好印象につながります。

患者に良い印象を与えるデザイン

患者さんに信頼感や安心感を与えるために、以下のデザインがおすすめです。

【カラー】

  • 白:清潔感があり、信頼感を高める
  • 淡いブルーやグリーン:落ち着いた印象で、リラックス効果を演出

【かたち】

  • ゆとりのあるシルエット:窮屈感がなく、患者さんに安心感を与える

さらに、シンプルで落ち着いたデザインを選ぶことで、施術に集中しやすくなります。

何度も言うように、見た目の印象が患者さんの信頼に直結するため、常に整った状態を意識しましょう。

▼おすすめの白衣

【おすすめポイント】

信頼感を与えるドクターコートタイプの白衣

素材:ポプリン ポリエステル  (65% 綿35%)

  • 微生物の繁殖を強力に抑え込む細菌対策繊維である『フレッシュエリアR』を採用
  • 洗濯を繰り返しても抗菌力はほとんど落ちない
  • 皮膚刺激も少なく、安心して着用できる

出典:【ポプリン】男性用検査衣(長袖)|ユニフォーム総合メーカー「サーヴォ」

個性をプラスする

デザインに個性を加えることで、患者さんに覚えてもらいやすくなります。

白衣で個性を出す方法として、カラーや刺繍を活用すると効果的です。

例えば、自分の好きな色や鍼灸院のイメージカラーを取り入れると、印象が強まり、覚えてもらいやすくなります。

また、鍼灸院の名前やロゴを刺繍することで、院の個性をアピールできます。

ただし、あまり派手になりすぎないように注意しましょう。

SEKマークもチェック

出典:JEC301 SEKマーク繊維製品認証基準(2024年10月1日改定版)|一般社団法人繊維評価技術協議会

SEKマークとは、抗菌や抗ウイルスなどの機能性を持つ繊維製品に付与される認証マークです。

このマークは、清潔(S)、衛生(E)、快適(K)を示し、第三者機関の試験結果に基づき、基準を満たした製品に与えられます。

鍼灸師としても、SEKマーク付きの白衣やタオルを使用することで、患者さんに対して清潔感や衛生面での信頼を高めることにつながります。

特に、抗菌・抗ウイルス加工は感染症対策にも役立ちます。

白衣選びの際は、SEKマークもチェックしてみてくださいね。

参考:一般社団法人繊維評価技術協議会

白衣を着るメリット・デメリット

白衣は医療現場で欠かせない存在ですが、鍼灸師として着用することでどのような影響があるのでしょうか。

ここでは、白衣を着るメリットとデメリットを紹介します。

メリット

  • 清潔感と安心感を与える
  • 動きやすく機能性が高い
  • 治療者として気持ちが引き締まる

デメリット

  • 冷たい印象を与える場合がある
  • 汚れが目立ちやすい
  • 季節によって快適さに差がでる

メリット

まずメリットは以下の3つです。

清潔感と安心感を与える

白衣は、真っ白な色と整ったデザインにより、患者さんに清潔感と信頼感を与えます。

鍼灸院では、患者さんがリラックスして施術を受けられる環境づくりが重要です。

そのためにも白衣の持つ清潔感は欠かせません。

また、清潔感のある服装は、鍼灸師自身のプロ意識を伝えることにもつながります。

動きやすく機能性が高い

白衣は、施術中の動きを妨げないように設計されています。

ポケットや軽い素材など、鍼灸師の業務に適した機能が充実しているため、必要な道具を持ち歩いたり、動きやすい環境で施術を行ったりすることができます。

治療者として気持ちが引き締まる

白衣を着ることで、「治療者」としての自覚が高まり、施術に臨む姿勢がより真剣になります。

白衣はプロとしての象徴ともいえるため、患者さんに誠実に向き合う気持ちを高める効果も期待できます。

デメリット

一方、デメリットには次の3つが挙げられます。

冷たい印象を与える場合がある

白衣は清潔感を強調する一方で、患者さんによっては「冷たくて近寄りがたい」と感じられることもあります。

特に初めて来院する患者さんや緊張しやすい方、子どもに対しては、柔らかい色味やカジュアルなデザインを検討してみると良いでしょう。

汚れが目立ちやすい

白衣は汚れが目立ちやすいというデメリットがあります。

特に鍼灸院では、血液やマッサージオイルなどの汚れが付着しやすいため、日々の洗濯や手入れが欠かせません。

清潔感を維持するには、洗濯しやすい素材を選ぶことが重要です。

季節によって快適さに差がでる

白衣は機能性に優れていますが、季節によって着心地が変わることもあります。

特に夏場は通気性の悪い素材だと暑さを感じやすく、冬場に薄手の素材だと寒さを感じやすくなります。

季節に応じて素材やデザインを工夫することが快適さを保つポイントです。

白衣を着る際の注意点

白衣のメリット・デメリットを踏まえて、着るときは以下の点に注意しましょう。

清潔さを保つこと

白衣は清潔感を保つことが最も大切です。

汚れがつきやすいので、定期的な洗濯と手入れを心がけましょう。

また、白衣が汚れたままで施術を行うと、患者さんに不安感を与えることがあります。

素材やデザイン選びも、汚れが目立ちにくいものを選ぶことで、より清潔な印象を保つことができるでしょう。

白衣のお手入れ方法については次章で解説します。

適切なサイズを選ぶこと

白衣のサイズは、動きやすさや快適さに大きく影響します。

あまり大きすぎても小さすぎても、施術中に不便を感じることがあります。

自分の体型に合ったサイズを選び、体の動きに支障がないようにしましょう。

フィット感を確認することが、快適な施術を行うためには重要です。

患者層に合った色やデザインを選ぶ

白衣の色やデザインは、患者さんに与える印象を左右します。

例えば、リラックスを促す柔らかい色やカジュアルなデザインは、緊張しやすい患者さんや子どもに適しています。

一方で、信頼感を与えるためにはシンプルで清潔感のあるデザインが好まれます。

患者層や施術内容に合わせた白衣を選ぶことが、患者さんとの信頼関係を築く第一歩になります。

長く使うためのお手入れ方法

白衣の清潔感を保つためには日常的なケアが必要です。

この章では、適切な洗濯方法やシワ、色あせ防止のコツを説明します。

素材別のお手入れ

白衣は素材によってお手入れ方法が異なります。

以下のポイントを参考にして素材に適したケアを行いましょう。

素材お手入れ方法
ポリエステル・混紡素材洗濯後はすぐにシワを伸ばして干す乾燥機は使わず、自然乾燥が理想的洗濯表示に従う
綿素材洗濯後、シワを伸ばすためアイロンをかけることが重要。ネットに入れて洗うと傷みを防げる

どの素材でも、洗濯表示に従って適切にケアすることが、白衣を長持ちさせるポイントです。

シワを防ぐコツ

シワが目立つと不衛生な印象を与えます。

白衣を長持ちさせるためにもシワを防ぐコツをマスターしましょう。

洗濯後の取り扱い

  • すぐに白衣を取り出し、シワを伸ばして干す
  • ポリエステル素材は速乾性が高いため、脱水後にすぐ干すとシワが少なくなる

■乾燥方法

  • 乾燥機はシワを作りやすいため、自然乾燥を心がける

アイロンの使い方

  • アイロンの温度設定を素材に合わせる
  • スチームを使うとシワが取れやすい

上記のポイントを実践して、白衣をきれいに保ちましょう。

色あせを防ぐコツ

白衣の色を保つためには、洗濯時にいくつかのポイントがあります。

■洗剤選び

  • 蛍光増白剤が含まれていない洗剤を使用
  • 特にオフホワイトやアイボリーには蛍光増白剤無配合の洗剤を選ぶ

■洗濯方法

  • 他の衣類と分けて洗う
  • 洗濯前にポケットをチェックし、汚れや小物を取り除く

■乾燥方法

  • 紫外線による色あせを防ぐため、直射日光を避けて陰干しする

これらのポイントを守り、白衣を長くきれいな状態に保ちましょう。

まとめ

鍼灸師にとって白衣は、患者の信頼感を得るだけでなく、快適な施術を支える大切なアイテムです。

シワになりにくいポリエステルや混紡素材、通気性の良い綿素材など、それぞれの特性を理解し、自院にぴったりの白衣を選びましょう。

本記事を参考に、理想の白衣を見つけてください。

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